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ついぞ語る事が出来なかった記憶の一部をノートに記録して省みてみる
増殖していく思い出は意味を喪って記憶から抹消されようとしている



日の光が夕暮れ時で有る事を告げていた
心の内を爽やかな気分にさせて呉れるのは終焉と云う解放を伴って訪れるからに違いない