取り合えずビール
と云う日本の美しい文化は
どうやら絶滅したらしいです


僕は其の望みが手に入らないと云う代わりに
其の望みを切望する
解りきっている
君の記憶に残らない事も
君がほかの誰かを愛する事も
そこに僕が居ないことも
君が僕を捜してくれるわけもなく
狂ってくれる訳でもなく
君にとっては只の通過点に他なら無い
取るに足らない存在
どんな理由があるだろうか
何もない。
だから、せめて
せめて、僕は想う
君に愛される事を
そうすれば、僕の世界観がどれだけ広がったかを妄想する。
そうする事で
僕はどれだけ君の事が好きで
僕はどれだけ今が味気ないかを実感する
そうやって生きていく
これからも。